staffが持つカラフルな個性から、何かが始まる期待感を生み出します。
これまでのstaffblogはこちらからチェックできます

  1. top
  2. Atsumi Uwai
  3. 「SNSがホームページ代わり」とは

「SNSがホームページ代わり」とは

上井
Sep 15,2022

こんにちは、第一クリエイティブのウワイです。
さあ久々に回ってきたぞブログ当番!...と意気込みつつ、クリエイティブなネタがない...。コロナ禍となってから、以前は会社帰りでも通い詰めていた美術館や映画館に行くことがめっきりと減りまして...。最近の休日は安い青果店やスーパーを回って食材を買い込み、台所に立つばかりです。すっかりおさんどん。

そんな日常を無理やりクリエイティブに絡めますと、私が通っている世田谷の青果店は、お買い得情報などの発信にインスタグラムを使っています。
今やホームページを持たず、SNSで情報を発信するショップや小売店が多くなってきましたね。ショップカードをいただくと、かなりの確率でインスタのアイコンとアカウント名が。
WEB制作の知識がなくても気軽にホームページを作成できるJimdoやWixなどもありますが、それすらも通り越してSNSのみで集客をはかる際に得られるもの&懸念点は何なのか。そんなお店の情報を得るためだけにインスタアカウントを取得しひとっっっつも投稿していないユーザー目線で考えてみました。

-----
■メリット
・WEB制作のノウハウ、人脈がなくても問題なく、時間と費用のコストがかからない
・小さなことでもすぐに発信&コメントなどのやり取りでユーザーとの交流→固定ファン獲得
・知人やお客さんなどが感想などを投稿することで、口コミから派生して広く知れ渡る効果が期待できる
・ネットショップサービスと連携しておけば、ショッピング機能で購買促進も可能

■デメリット
・アカウントを見てもらう導入としての周知行為が別途必要
・投稿には画像や動画が必要なSNSの場合、興味を惹く魅力的なビジュアルの用意
・SNSを登録&ログインしていない人には情報を受け取ってもらえない
(最近はTwitterも全投稿閲覧できなくなりましたね...)

-----

他にもたくさんありますが、すぐに思いつくのは↑でしょうか。
デメリットをカバーする手段はありそうですし、もし完全にカバーできなくても得られるメリットの方が大きいのは感じるところです。今や著名・無名関係なく誰でも発言できる場所がある時代に合う発信・受け取り方なのかもしれません。

ここまで書いておきながら、私は【ホームページを持たずSNSだけで完結する】のには否定的な立場の人間です...。
いや、SNSで完結はまだいい。しかしアカウントのプロフィールに営業時間も住所もないお店にはお手上げ!アカウント名下の場所をタップすれば?こ、このお店その表示がないんだけど。。
極めつけはインスタのストーリーだけで発信しているそこのおしゃれブーランジュリ〜〜!えっ、そんな魅力的な情報が!?フォローしてるのに投稿がホームに出てないぞ!何、ストーリーで告知した!?アーカイブを見られるようにしてないんかい!24時間で消えとるがな〜〜〜〜〜!...なんて経験が数知れず...。
日常的にSNSを見ない層には、情報を受け取るハードルがお店のホームページを検索するより高いのです...。

しかし昨今はむしろそちらの方が主流。最低限でもお店の情報が掲載されたプラットフォームに馴染んでいる方がマイノリティなのかもしれません。時代の波に乗り遅れすぎ〜感度高く高く!

これ以上考え込むと長くなりそうなので、今回はこのあたりで。。
WEB制作会社にいる身として、拠点となるホームページを持たない企業・お店が優勢の傾向をどう捉えるか...。その答えが見つかる日はまだまだ遠いです。

uwai_2209.jpg

毎回心に刺さるポップアップ

Profile

第1クリエティブ(Web) / uwai

アメコミ!洋画!作画!クルマ!

SHARE THIS STORY

Recent Entry

松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
    青山ブックセンター