涼を求めて

こんにちは。開発部の本江です。

ここ最近はあの酷暑を経験したおかげで33℃くらいだと涼しいと感じるようになりましたが、つい最近までは37℃、38℃を連発し世の中は大変なことになっていましたね。

自宅でエアコンの下にじっと暑さに耐え忍ぶのはなんとか避けたかったので、100m標高が上がれば0.6℃下がることを信じ、7月の後半から涼を求めに（最近マイブームの登山も兼ねてますが）標高の高いところに行きました。

しかし、結果を言うと、この酷暑・・。富士山以外は涼むことができませんでした。

富士山

標高は3,776 m。海抜0mの地点が37℃だとすると100mで0.6℃下がるので計算上は約22℃下がることになるので気温はおそらく15℃。
登山をすると体が暑くなるのでフリースを着てちょうどいいくらいでした。

富士山。景色は絶景だけどやはり登る山ではなく見る山ですね。

丹沢山、大菩薩嶺、雲取山

標高が1,500〜2,000 m。同じ条件だと約25℃〜28℃。
普通に生活している分には心地よい気温ですが、登山中は汗だくになります。



穏やかな丹沢。落ち着きます



大菩薩嶺。アルプスの稜線を歩いているような雰囲気でした。



雲取山は登山キャンプしました。ほとんど雨で蒸し暑い２日間でしたが、早朝の一瞬だけ晴れました。とても幻想的な風景でした。

棒ノ折山、陣馬山

標高が800m〜1000m。この標高だと31℃前後
この２つの山はかなりつらい登山になりました。

棒の折のはこの渓流上りが有名です。この区間だけは涼しく気持ちい山道です。



高尾山から縦走して陣馬山。この日は本当に暑かったです。持参した２リットルの水とビール、ポカリスエット、コーラー全て飲み干してしまいました。

この酷暑だと3000mは登らないと涼しいと感じることができないようですね。

しかし、低山といえども山ですので、稜線や頂上にいると時に折吹き上げる涼しい風や、滝の脇や岩壁がせばまっている場所はひんやりとした空気がとても気持ちいです。
今年の夏もあと少しで終わり。今計画しているのは来週の週末に南アルプスの北岳での登山キャンプ。9月は北アルプスの燕岳。涼しく心地よい登山になることを期待したいと思います。

早く秋にならないかな・・。