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ふらっと金沢ひとり旅

古岡
Nov 07,2025

「万博に行くぞ!」

9月上旬のある日、そう意気込んだ私は予約サイトに個人情報を入力しアカウントを発行して、いざチケット予約ページとにらめっこ。ところが予約カレンダーを開けど開けど「完売」の文字。15分ほど格闘したところで私が行ける日程はすべて完売してしまい、万博に行くという儚い夢が途絶えました。ただ個人情報をささげた女になってしまった、、、。さようなら万博、ありがとう万博、、、。

そんなこともあり、万博人気をなめていた女が紆余曲折した結果、前から気になっていた金沢へ旅の目的地を変えました。

金沢を訪れるのは3回目ですが、1回目・2回目は友人と行き「THE・観光地巡り」だったので、ずっと行ってみたかったニッチな場所をめぐる旅が今回のテーマです。そんな中で今回の1番の目当てであり、金沢旅で1番印象深かった「石川県立図書館」の記録を残そうと思います。

「石川県立図書館」は2022年7月にリニューアルされてから、数々の雑誌で取り上げられており本はもちろんですが、建物の構造が気になっていてずっと行ってみたいと思っていました。

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吹き抜け構造の施設は360°本棚があり、空港以外でWEST/EASTなど東西南北表記がある建物を初めて見たのでこれだけですごくワクワクした気分です。1フロアを1周するだけでもかなり時間がかかりますが、フロアのあちこちから小さな階段で上と下が繋がれているのでシームレスに行き来できる感じがとても良かったです。

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席数の多さもすごいな~と思った(500席ほどあるらしい)のですが、さまざまなデザインの椅子が置かれていてそれを見るのも楽しかったです。

「思いもよらない出会いがある場所」を目指し改築されたそうですが、本棚の区分けもコンセプトに沿っていてかなり興味深いものでした。

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一般的には「文芸」「工学」「社会」のような名詞ジャンルで区切られると思うのですが「好奇心を抱く」や「毎日の楽しみを見つける」のように感情や行動ベースで本棚が作られていて思いもよらない出会いがありそうですし、素敵な設計だなと思いました。(※ジャンル別での区分けも別途用意されています)

その他にも展示会スペースや併設のカフェもかなりいい感じで、時間さえあれば何時間でも入り浸れそうです。

学生時代も図書館にはよく通っていましたが、こんな素敵な図書館が地元にあるなんて羨ましい、、、と勉強をしている学生を見て思いました。

そんなこんなで、1泊2日の工程で約5万歩、金沢の街を練り歩きとても充実した旅でした。


<おまけ>

カフェや居酒屋にもいくつか立ち寄ったのですが、どのお店も能登に関する商品をプッシュしていて石川県全体で復興支援をしているのかなと思い、意識的にその商品をよく選んで食べていましたが、どれも本当に美味しかったです。

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能登牛、2025年個人的グルメNo.1かもしれません。

ほんのり甘くて柔らかく、適度に脂ものっていてジューシー。また食べたい、、、!

Profile

プロジェクト推進チーム / furuoka

東京都出身。カフェに行ったり、散歩をしたりするのが好きです。

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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