東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。
スーパーリアリズムを超えた超絶リアル
Sep 24,2026
先日、森美術館で開催されていたロン・ミュエク展へ行ってきました。
シルバーウィークの会期中ギリギリ、滑り込みです。
当日券の販売がなく、予約オンリーだと自分的には、どうしても気軽に行けない。
美術館は、その日当日の気分で、サクッと行くのを決めたい。
だから今までの慣習のまま、普通に当日券を販売して欲しい。
そもそも美術館に当日券って、、、、ライブや映画じゃないんだから。
特別なイベントではなく、もっと日常的に触れられるものであって欲しい。
今後美術館に行くのは、予約がスタンダードになってしまうのかなぁ。
そしたら、美術館へあまり行かなくなってしまいそう。
圧倒的なリアル感。
まぁ、そんなことを想いつつ、アートか映画を見る時にしか行かない、六本木へ行ってきました。
予約した日は、台風上陸当日で大雨だったんで、予約した人たちも来ないだろと思ったけど、そこそこ人は来てました(来てる人、全員自分で予約した人たち)
ロン・ミュエクを知ったのは、ヴェネツィアビエンナーレだっけな?
忘れてしまったけれど、作品は印象に残ってます。
機会があったら、本物は見ておきたいと思ってました。
予約した日は、台風上陸当日で大雨だったんで、予約した人たちも来ないだろと思ったけど、そこそこ人は来てました(来てる人、全員自分で予約した人たち)
ロン・ミュエクを知ったのは、ヴェネツィアビエンナーレだっけな?
忘れてしまったけれど、作品は印象に残ってます。
機会があったら、本物は見ておきたいと思ってました。
小さな作品にもリアリティ
この漂流するボートはどこへ行くのか?
ロン・ミュエクはオーストラリア人で、ロンドンに移住して活動している現代美術家。
いま68歳だけど、現在まで49点しか作品を作ってない(作れなかった?)理由が実際の作品を見るとよくわかります。
この超絶なクオリティ、めちゃ時間かかると思うし、構想にも相当な時間使うだろうと。
以前は、広告、映画業界で働いていたという彼のバックボーンも、作品を見ていてなるほどねと。
そこにシークエンスというか、ストーリーがある。
舞台のシーンともいえると思います。
いま68歳だけど、現在まで49点しか作品を作ってない(作れなかった?)理由が実際の作品を見るとよくわかります。
この超絶なクオリティ、めちゃ時間かかると思うし、構想にも相当な時間使うだろうと。
以前は、広告、映画業界で働いていたという彼のバックボーンも、作品を見ていてなるほどねと。
そこにシークエンスというか、ストーリーがある。
舞台のシーンともいえると思います。
洋服も当然そのサイズで。
これも有名な作品ですね。
とても静かな世界観、それがメッセージ性を際立たせています。
テーマがどこか古典的で、宗教的でもあるのが特徴。
こういうハイパーリアリズムって70年代からあって、決して新しくはないけれど、そこに独自のテーマ性を与えることで、あるいは非日常的なサイズに巨大化(時に縮小化)させることで、コンテンポラリーな立ち位置を確保している。
それにしてもテーマを超えて、ディテールの再現性への執着がスゴい。
髪の毛、肌の質問、皺の表現。
特に、自画像として作られた大きな顔の作品では、アゴから生えている髭の一本一本を表現していたり(いったい髭の素材は何なんだろう?)、色の白い白人の女性の足には、肌から青い血管が透けて見えていたり、
とにかく非常にリアルです。
テーマがどこか古典的で、宗教的でもあるのが特徴。
こういうハイパーリアリズムって70年代からあって、決して新しくはないけれど、そこに独自のテーマ性を与えることで、あるいは非日常的なサイズに巨大化(時に縮小化)させることで、コンテンポラリーな立ち位置を確保している。
それにしてもテーマを超えて、ディテールの再現性への執着がスゴい。
髪の毛、肌の質問、皺の表現。
特に、自画像として作られた大きな顔の作品では、アゴから生えている髭の一本一本を表現していたり(いったい髭の素材は何なんだろう?)、色の白い白人の女性の足には、肌から青い血管が透けて見えていたり、
とにかく非常にリアルです。
この髭の一本一本の表現がとても細かい
女性の足、爪、皮膚、皺、血管
伝えようとするテーマは置いておいたとしても、この再現性だけで子供でもスゴいと感じることができる。
髪の毛は実際の人毛を使っているように見えるし、皮膚はスペックを読むと、シリコンを使っているようだけれど、体温まで感じさせます。
髪の毛は実際の人毛を使っているように見えるし、皮膚はスペックを読むと、シリコンを使っているようだけれど、体温まで感じさせます。
映画的?なシーン。寓話的。
作家自身の自画像として作られた巨大な顔面の作品を見ていて思い出したことがあります。
3年くらい前に、日本に上陸した韓国発のメガネブランド、ジェントルモンスターの店舗。
青山にある1号店でアイコンとなっていたのは、同じような巨大な顔面のオブジェでした。
最近2号店ができましたが、そこにも同じようにハイパーリアリズムの表現で作られた巨大な顔面。
各店舗にあるオブジェは、ロン・ミュエクからの引用ではないだろうか?
佐藤可士和しかり、Supremeしかり、現代美術からのアイデアを商用に転用するのはよくある手法。
そして自分は、ロン・ミュエクの作品を見ていて、ちょっぴりアメリカン人のジョージ・シーガルを思い出しました。
最後に、こういう作品は予約なしで、見たい時に見られるようにして欲しい。
3年くらい前に、日本に上陸した韓国発のメガネブランド、ジェントルモンスターの店舗。
青山にある1号店でアイコンとなっていたのは、同じような巨大な顔面のオブジェでした。
最近2号店ができましたが、そこにも同じようにハイパーリアリズムの表現で作られた巨大な顔面。
各店舗にあるオブジェは、ロン・ミュエクからの引用ではないだろうか?
佐藤可士和しかり、Supremeしかり、現代美術からのアイデアを商用に転用するのはよくある手法。
そして自分は、ロン・ミュエクの作品を見ていて、ちょっぴりアメリカン人のジョージ・シーガルを思い出しました。
最後に、こういう作品は予約なしで、見たい時に見られるようにして欲しい。
巨大な骸骨。同じ型で作ったように見えて1つ1つ異なっている。





