談話室松本をリニューアルしました。
これまでの談話室松本はこちらからチェックできます

  1. top
  2. 仕事
  3. メンズファッションのブランディング

メンズファッションのブランディング

仕事
Dec 20,2018

最近寒くなってきましたねー

つーか、もう12月の後半ですから、これがフツーなんですよね。

今年は暖冬で、今までがおかしかったってことです。

そのせいか、ファッションでは重衣料(ウールのコートなど)が全然動かなかったと聞きます。

寒くなってきたからそろそろ、と言ってもあと1ヵ月も待たずにセールですから。

多くの人は、セールになるまで待つのじゃないかなぁと。

創業から50年、紳士服の老舗の販促ツール色々
ここ最近、なぜかメンズブランドのイメージ戦略の仕事が多いです。
別にメンズの仕事だけをやってるわけではなくて、レディスもやってるのですが、紙の仕事ってなると、メンズが多いのはなぜでしょうね・・
あ、ファッションの仕事ばかりしているわけではないのですが、アパレル企業ってなると、特に紙の販促物はメンズブランドが多いです。

今回の記事では、そのうちの3ブランドを紹介しますね
まずはダーバン。
オジサマなら必ず知っている紳士服の老舗です。
このブランドのブランドブックを作らせていただきました。
モデルオーディション、撮影、編集コピーライト、アートディレクション、デザインを担当しています。
ダーバンでは、こうした紙の販促物だけでなく、ブランドサイト作成、オンライショッピング構築、取材・インタビューなど毎月のコンテンツ作成&更新、SNS運用、Webマーケティングなどなど、ブランドを取り巻く様々な業務をdigが年間で担当しています。
夏には、ダーバンの縫製を担当している九州の宮崎にある工場にも取材撮影に行って、動画コンテンツを作成しました。
こちらも是非みていただきたいです!
KITTEで行われるブランド関連のイベント司会進行・取材インタビューなども。
話を戻しますが、今回は3冊セットでブランドブックをデザインしています。
全国に200店舗もあるので、皆さんお店に行かれることがあったら是非手に取って見てみてください。
今、次号のブランドブックの撮影にも既に着手しています。
来年は大規模な戦略展開があるのです。
3冊セットのブランドブックを作らせていただきました
中身のデザインはこんな感じです
画像だとわかりにくいですが、表紙は黒の箔押しで
さて2つめは、スピックインターナショナルが運営するトルネードマートです。
こちらはダーバンに比べると、もっと若い層がターゲットのブランド。
ダーバンと違ってカジュアル寄りのストリート系アイテムをたくさん扱っています。
僕たちが担当しているのは、モデルオーディション、ロケ手配、撮影、編集、アートディレクション、デザイン、印刷まで。
弟分のハイストリートのカタログも一緒に作っているので年間4冊発行。
2ブランドに関して、紙ツールだけでなく、オンラインストア、毎月のコンテンツ作成&更新を年間で担当させていただいています。
タブロイドは割と安価で定期的にイメージを訴求出来るツール
毎号の撮影、編集とライティングも担当しています
3つめは、シンプルライフ。
こちらも息の長いブランドです。
タブロイドの作成を年間で担当させていただいていますが、年に8回発行するので、ほぼ毎月作っている感じです。
このブランドも紙だけでなく、ブランドサイト、毎月のコンテンツ作成&更新も合わせてdigで行っています。
アメリカ東海岸をイメージしているブランドなので、Webではコーディネートだけではなく、料理レシピの紹介、映画や音楽などのアメリカンカルチャーのコラム、そしてNYの街角スナップなどなど、コンテンツの企画から取材編集、運用までを広く担当しています。(NY在住のライターの人に依頼しています)
こちらシンプルライフのブランドサイト
こうしたブランドの仕事を通して肌で感じているのは、販促施策の変化ですね。
今まで多くのブランドが紙の販促物に予算を割き、撮影や印刷にかなりの費用を使ってきました。
しかし現在では、紙の予算を抑え、Webでの集客施策に切り替えようとするブランドが多くなっています。
そうなると、Webからブランドイメージを作り、それを紙にも展開するという、今までと逆の流れが主流になるのは当然といえば当然かもしれません。
その時に必要とされるのは、ブランドイメージを視覚化するクリエイティビティ、そのイメージをクロスメディアで各販促媒体に落とし込む技術と知見だと思います。
従来のクリエイティビティはもちろんですが、それに付随するコンテンツマーケティング、SNSプロモーション、印刷を組み合わせた最適なコンタクトポイントを設計することが求められるのです。

今自分たちが行っていることは、Web、ペーパーメディアを問わず、同時にそれぞれの媒体に最適なカタチでコンテンツを展開するクロスメディアプロモーションです。
これにより発注側は費用を抑え、別々の会社に発注することなく、ブレないブランドイメージを発信し、コミュニケーションを1本化した制作スキームを実現できます。
皆さんも、もし同じようなことでお悩みがあれば是非声かけてください。
Webと紙のクロスメディアによる編集力とクリエイティブ

SHARE THIS STORY

Recent Entry

松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
    青山ブックセンター