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ブランドのシーズンイメージ開発の仕事

仕事
Jun 12,2019

前の更新からスッカリ間が空いてしまいました。

SNSがこれだけ拡大する中で、BLOGというレガシーなメディアを定期的に更新すること、

特に書いて発信するモチベーションを保つということは、とっても大変なことで(言い訳)よくもまぁ9年間にも渡ってほぼ毎週記事を書いてきたものだと思います。

書くことがなくても、なんとかひねり出して自分を奮い立たせて書いてきました。

これはスタッフに対して、まず手本を見せると宣言した自分との約束だからです。

9年間お疲れさまでした。

ホントに自分を褒めたいです。

だからもうそろそろ解放されてもいいでしょう?、、、、笑

どこか懐かしさもあるイメージ
さて今日は最近のお仕事から。
アンビデックスのECサイトのリニューアルを担当してから4年以上が経過しました。
システム開発の他、毎月のコンテンツ運用も担当させていただいていますが、それに関連して今回は展示会のコンセプトイメージ開発の発注をいただきました。
インビテーションカードはカタチもユニークに
AMBIDEXは、20ほどのレディスブランドを運営する総合アパレル企業。
すべてレディスなので、僕にはあまり馴染みはないですが、ルミネをはじめ、全国に100以上のショップを展開しています。
以前、創業30周年の記念ロゴも作成させていただきました。
https://www.dig.co.jp/blog/danwashitsu/2017/10/30.html
会社は僕たちと同じ代々木上原にあります。
AMBIDEXというワードが持つ意味は、「2面性」「多様性」
今回の展示会のシーズンイメージでも、それらをベースに、変化する多様性を表現しています。
時代によって、アメーバーのようにカタチを変えながら増殖するイメージでもあり、曲線だけで構成された有機フォルムとエッジの効いた色面や斜線、2つの異なる要素=2面性で構成表現してみました。
限られた予算という制約の中で、手元に届いたカードを見た人がユニークだと感じてもらえるビジュアルやカタチのクリエイトを工夫しています。
ちょっとダダイズムのようにも見えますね。
デュシャンやフルクサスのイメージは今見ても新しいです。
展示会で掲示されるポスターも作成しました。
本社のエントランスにも貼られています。
最近、僕たちにはAMBIDEX のオンラインショッピングの売上を上げるというミッションが与えられており、毎月様々な施策を提案~実装しています。
http://www.ambidex-store.jp/shop/default.aspx

やらなければならないタスクは色々ありますが、そうした機能的なシステムの実装やプロモーション施策と、今回のような感性の訴求は両軸で行わなければなりません。
それはアパレル企業だからということもありますが、会社の経営にも共通しており、どちらが欠けていても企業は成長しないということ。
その両方をサポートできる会社というのは少ないように思います。
継続してやっていけるというのも力です。
9年間、仕事にあまり関係のないことも、ブログに書き続けてきましたがw その中にも小さな気づきがあり、また当たり前のことですが、書いていないところで別の努力もしているのです。
右脳と左脳のバランスの取れた人間になりたい。
人も企業も一緒だと思います。

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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