東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。
佐藤雅彦と中村至男 めちゃいい展示
Jan 27,2026
昨年の年末、横浜美術館のリニューアル第1弾として佐藤雅彦の展示がありましたが、皆さん行かれましたか?
会期が終わりに近づいて来て慌てて行こうと思ったんですが、土日のチケットは1ヵ月前からすべてSOLD OUT。
平日に有給を取っていこうかとも考えたんですが、平日の当日券でも2時間待ちとのことで、諦めてしまいました。
残念。。。。
中村至男の展示も面白くてオススメ
横浜美術館の展示が終わった後に、佐藤雅彦の伝説の授業というイベントがあり、これは行かなきゃ!と思っていたら、こちらもSOLD OUT。
残念。。。。
佐藤さんが卒業した東大の安田講堂にて、伝説の講義室(建物は国の有形文化財)で、伝説の授業(対面で彼の講義が直接聴ける)という内容のイベントでした。
オンラインでも受けられたので、自分はオンラインチケットを買ってリアルタイムで4時間に渡って講義を聴きましたが、安田講堂では同時に1200名が着席で講義を受けてました。
いやぁ1200名の席が完売、オンラインはその何倍もの人が受けていたことでしょう。
佐藤さんは山下達郎と同じくらいの人気ですね。
講義で話されていた内容は、書店などで販売されている書籍「ピタゴラスイッチ」とほぼ同じでしたが、すごく面白かった。
ただ佐藤さんの進行がグダグダで、目次に書いてあることを最後まで話すことができず、時間オーバーで途中で終わってしまいましたけどね(5,600円!)
またやるって言ってたので、次回も是非あれば聞きたいです。
残念。。。。
佐藤さんが卒業した東大の安田講堂にて、伝説の講義室(建物は国の有形文化財)で、伝説の授業(対面で彼の講義が直接聴ける)という内容のイベントでした。
オンラインでも受けられたので、自分はオンラインチケットを買ってリアルタイムで4時間に渡って講義を聴きましたが、安田講堂では同時に1200名が着席で講義を受けてました。
いやぁ1200名の席が完売、オンラインはその何倍もの人が受けていたことでしょう。
佐藤さんは山下達郎と同じくらいの人気ですね。
講義で話されていた内容は、書店などで販売されている書籍「ピタゴラスイッチ」とほぼ同じでしたが、すごく面白かった。
ただ佐藤さんの進行がグダグダで、目次に書いてあることを最後まで話すことができず、時間オーバーで途中で終わってしまいましたけどね(5,600円!)
またやるって言ってたので、次回も是非あれば聞きたいです。
佐藤雅彦の伝説の授業は重要文化財の安田講堂で
話は逸れますが、来年東大にデザイン学部ができることは知ってますか?
これ聞いた時は、いよいよ来たか,,,と思いましたね。
東大が新しい学部を作るのは実に70年ぶりだそうですが、最高学府である東大がデザイン学部を作ったら美大はどうなっちゃうんだろうと。
世の中で求められるデザインの分野が明らかに変容していることを感じます。
僕の卒業したムサビも5年前にクリエイティブイノベーション学部を、そして女子美もその翌年には共創学部を設立しました。
どちらも入試に実技を伴わない学部です(昔じゃ考えられないです)。
美大だけでなく、自分が教えている東洋大学など美大ではない普通大学もそうですが、こうした動きは、慶応大学にSFCができた時と同じような社会の流れを感じさせます。
最後に登場したのが横綱の東大ですが、東大の頭脳でデザイン領域に踏み込まれたら誰も勝てないよ、、と。
社会が求めるイノベーションにつなげるため、国が考える試みだろうと思います。
しかし、デザインが国家レベルで行う領域までになっていることに驚きです(デザインとは広義ですが)。
デザインやクリエイティブの概念がもっと変容していくでしょう。
カタチの(視覚的な)デザインから、思考の(価値の)デザインへ明らかにシフトしているのです。
しかし東大卒のデザイナーってかっこいいっすね。。
社会での中でデザインのポジションがもっと上位に変わっていけばいいなぁ。
これ聞いた時は、いよいよ来たか,,,と思いましたね。
東大が新しい学部を作るのは実に70年ぶりだそうですが、最高学府である東大がデザイン学部を作ったら美大はどうなっちゃうんだろうと。
世の中で求められるデザインの分野が明らかに変容していることを感じます。
僕の卒業したムサビも5年前にクリエイティブイノベーション学部を、そして女子美もその翌年には共創学部を設立しました。
どちらも入試に実技を伴わない学部です(昔じゃ考えられないです)。
美大だけでなく、自分が教えている東洋大学など美大ではない普通大学もそうですが、こうした動きは、慶応大学にSFCができた時と同じような社会の流れを感じさせます。
最後に登場したのが横綱の東大ですが、東大の頭脳でデザイン領域に踏み込まれたら誰も勝てないよ、、と。
社会が求めるイノベーションにつなげるため、国が考える試みだろうと思います。
しかし、デザインが国家レベルで行う領域までになっていることに驚きです(デザインとは広義ですが)。
デザインやクリエイティブの概念がもっと変容していくでしょう。
カタチの(視覚的な)デザインから、思考の(価値の)デザインへ明らかにシフトしているのです。
しかし東大卒のデザイナーってかっこいいっすね。。
社会での中でデザインのポジションがもっと上位に変わっていけばいいなぁ。
展示や講義とシンクロしている佐藤雅彦の最新著書
しかし現状では、東大卒でクリエイティブに従事している人はまだまだすごく少ないと思います。
思いつくのはチームラボや中村勇吾、でも一番社会的に知られているのは佐藤雅彦さんでしょうね。
そんな彼の講義を受けてみたかった。
講義の内容は、著作のテーマでもある「作り方を作る」でした。
佐藤さんは東大を出て電通に入社するのですが、印刷のセールスプロモーション局に配属され、グラフィックデザインを学び出したのが26歳の時。
そこからコピーライターを目指して、クリエイティブ局に転属します。
講義の話の中で、自分に一番響いたのはやはり、美しい、面白いと感じるモノには共通するルールがある、そのルールを定義し、その通りに作れば結果的に美しいモノ、面白いモノができる、それだけでなくクリエイティブの大量生産も可能という彼なりの理論でした。
これって言ってみたら、デザイン思考です。
作るプロセスを学べは結果が出る、我々に必要なのは作り方を定義して実行することだというセオリー。
自分は100%そうだとは思いませんけれど、その理由は知らない人が定義したものをそのままやってもアウトプットにはつながらないからです。
だから佐藤さんもこれは自分のルールだから、皆さんは皆さんのルールを見つけてくださいと言ってました。
僕も自分で時間をかけて分析し、自らの体験から定義したルールを実行することでのみ結果は達成されると思っています(仕事もそうやって進めています)
ただ今MBAを取得する社会人向けのビジネススクールをはじめ、4年制の大学でも、クリエーターではない人たちに向けて、モノづくりの発想で社会を変えていこうという主旨で、デザイン思考、あるいは行動デザインを教えるという流れがどんどん増えつつあります。
その中で、佐藤さんが考案したオリジナルのルールをリアルタイムで聞けたことは、とても励みになりました。
頭が良い人の話を聞くのって、本当に面白いですね。
思いつくのはチームラボや中村勇吾、でも一番社会的に知られているのは佐藤雅彦さんでしょうね。
そんな彼の講義を受けてみたかった。
講義の内容は、著作のテーマでもある「作り方を作る」でした。
佐藤さんは東大を出て電通に入社するのですが、印刷のセールスプロモーション局に配属され、グラフィックデザインを学び出したのが26歳の時。
そこからコピーライターを目指して、クリエイティブ局に転属します。
講義の話の中で、自分に一番響いたのはやはり、美しい、面白いと感じるモノには共通するルールがある、そのルールを定義し、その通りに作れば結果的に美しいモノ、面白いモノができる、それだけでなくクリエイティブの大量生産も可能という彼なりの理論でした。
これって言ってみたら、デザイン思考です。
作るプロセスを学べは結果が出る、我々に必要なのは作り方を定義して実行することだというセオリー。
自分は100%そうだとは思いませんけれど、その理由は知らない人が定義したものをそのままやってもアウトプットにはつながらないからです。
だから佐藤さんもこれは自分のルールだから、皆さんは皆さんのルールを見つけてくださいと言ってました。
僕も自分で時間をかけて分析し、自らの体験から定義したルールを実行することでのみ結果は達成されると思っています(仕事もそうやって進めています)
ただ今MBAを取得する社会人向けのビジネススクールをはじめ、4年制の大学でも、クリエーターではない人たちに向けて、モノづくりの発想で社会を変えていこうという主旨で、デザイン思考、あるいは行動デザインを教えるという流れがどんどん増えつつあります。
その中で、佐藤さんが考案したオリジナルのルールをリアルタイムで聞けたことは、とても励みになりました。
頭が良い人の話を聞くのって、本当に面白いですね。
自分も持ってる中村至男の作品集「勝手に広告」
さて、そんな流れでもう1つ見ておきたい展示を紹介します。
以前雑誌のCasa BRUTUSで「勝手に広告」というシリーズが毎号連載されていいたんですが、それがとても好きでした。
企業の広告を勝手にデザインするというコーナーでした。
それを作っていたのが、佐藤雅彦と中村至男のコンビです。
今、銀座グラフィックギャラリーでは中村至男展が開催中。
中村至男といえば、自分は世代的に明和電機のグラフィックのシリーズを思い出します。
カッコ良かった。いえ、今見てもカッコいい。
今回の展示ですが、これがまためちゃ面白かったんですよ。
説明するとまた長くなっちゃうんですが、明和電機時代から佐藤雅彦とのコラボの作品、最新作まで網羅的に展示されていました。
自分が一番面白いと感じたのは、以前松屋で見たミッフィの広告や、空間で起きた事象を様々な角度で切り取り、平面に定着させたグラフィックの連作です。
焼きあがったパンがトースターから飛び出した瞬間を、たくさんの角度から平面構成した作品。
空間と時間の概念を横断しながら、平面の極めてミニマルなグラフィックで表現しているのがユニークで、彼の持ち味ですが、やっぱりちょっぴりユーモアがあって笑ってしまうのがとても良いです。
日本の漫画を連想させる効果があり、駒割のようで日本的な要素も感じました。
以前雑誌のCasa BRUTUSで「勝手に広告」というシリーズが毎号連載されていいたんですが、それがとても好きでした。
企業の広告を勝手にデザインするというコーナーでした。
それを作っていたのが、佐藤雅彦と中村至男のコンビです。
今、銀座グラフィックギャラリーでは中村至男展が開催中。
中村至男といえば、自分は世代的に明和電機のグラフィックのシリーズを思い出します。
カッコ良かった。いえ、今見てもカッコいい。
今回の展示ですが、これがまためちゃ面白かったんですよ。
説明するとまた長くなっちゃうんですが、明和電機時代から佐藤雅彦とのコラボの作品、最新作まで網羅的に展示されていました。
自分が一番面白いと感じたのは、以前松屋で見たミッフィの広告や、空間で起きた事象を様々な角度で切り取り、平面に定着させたグラフィックの連作です。
焼きあがったパンがトースターから飛び出した瞬間を、たくさんの角度から平面構成した作品。
空間と時間の概念を横断しながら、平面の極めてミニマルなグラフィックで表現しているのがユニークで、彼の持ち味ですが、やっぱりちょっぴりユーモアがあって笑ってしまうのがとても良いです。
日本の漫画を連想させる効果があり、駒割のようで日本的な要素も感じました。
トースターから飛び出しているパン
隣の部屋から見る飛び出したパン
トースターとパンアップ
飛び出したパンを下から見た図
2階の窓の中。この作品は他のシーンもあります
勝手に広告の作品集が出た時も、すぐ購入して何度も見返しましたが、やっぱり笑いとユーモアがあって、見てるとポジティブな気持ちになるのがよいです。
松屋で展示されていたミッフィの連作もそうですね。
あと前回この談話室でも紹介しましたが、昨年末のADC展の時に展示されていた菊池敦己の空間を平面に置き換えた作品ともテーマの共通点があります。
2人の作品を見ていると、いつもパトリック・コールフィールドを思い出してしまいますけれど。
コールフィールドはすべて手描きですけどね。
大好きなので。
というわけで、もう時間はありませんが、中村至男展は31日までなので急いでください!
見たら絶対好きになると思いますよ。
松屋で展示されていたミッフィの連作もそうですね。
あと前回この談話室でも紹介しましたが、昨年末のADC展の時に展示されていた菊池敦己の空間を平面に置き換えた作品ともテーマの共通点があります。
2人の作品を見ていると、いつもパトリック・コールフィールドを思い出してしまいますけれど。
コールフィールドはすべて手描きですけどね。
大好きなので。
というわけで、もう時間はありませんが、中村至男展は31日までなので急いでください!
見たら絶対好きになると思いますよ。
最後はミッフィの作品で





