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バッグ1つで日常が変わる?

仕事
Oct 15,2020

いま世の中ではプラスチックごみの削減が叫ばれています。

スタバのストローも紙に、コンビニのレジ袋も有料になりました。

どの店に行っても、プラスチックの袋は有料が普通になっていますが、自分自身はまだあんまり慣れません。

これが今後の社会のスタンダードなら、慣れるまでにまだ少し時間がかかるかも。

このイエローのタグがポイントです
僕が子供の頃は、プラスチックの袋なんて極端に少なかったように思います。
サザエさんに出てくるように、主婦はみんな籐で編まれた、腕にかけられる大きな持ち手のついているカゴバッグを持ってスーパーに買い物に行ってました。
小学校の時、母におつかいを頼まれたら、お財布をあのカゴバッグの中に入れて、大人のマネをして、左手を持ち手に通して近所のスーパーへ行った記憶があります。
それがフツー=生活のスタンダードでした。
直接そこに野菜を入れていましたね。

昭和の時代、主婦の日常の買物はみんなマイバッグだったってことです。
それが社会の変化とともに多様化し、夕食のおかずを決まった時間にスーパーに買いに行かなくなった。
専業主婦も少なくなって、結婚してもみんな働くようになった。
24時間コンビニは開いてるし、会社帰りに遅くまで開いているスーパーに寄って、家に着いたらプラスチックの袋はすぐごみ箱へ。
きっとレジ袋は国内で1日何十万枚も消費されているのでしょう。
世界を単位にしたらエライ数。
会社のコーポレートカラーはグレー。名刺もグレーです
僕も毎日コンビニやスーパーへ行きます。
買物の時には、プラスチック製のレジ袋はもらわないようにしています。
確かに持ち運ぶだけの機能で、家や会社に着いたらすぐに捨ててしまうものにお金を払いたくないというのもありますが、
有料だからではなくて、それが自然環境を破壊していることを知り、自分が行動することでわずかでも害を減らしたいと感じるようになりました。
みんなもそうなんじゃないのかな。

でも正直、世の中では目的を理解してっていうより、お金がもったいないというのが大半の理由のようにも思います。
人って怠惰だから、便利な方がいいに決まってます。
でも理由はどうあれ、それで環境を守れるならよいと思いますけどね

サステナブル。
昭和の時はマイバッグで買物をするのが生活のスタンダードだった。
数十年の間、ライフスタイルやワークスタイルが変化し、社会の当たり前が変わって、身近にある利便性が世の中のスタンダードになった。
しかし今、課金することで利便性を抑制し、自然環境を守ろうとしている。
昭和時代のスタンダードに戻ろうというのは、なんだか不思議な感覚でもあります。
グレーの生地にグレーの文字で印刷しています。
半年くらい前に、プラスチックのストローのことが、度々ニュースで色々報道されるのを見ていて、なんか会社でも出来ることないかなぁと考えていました。
そこで突然、会社のオリジナルバッグを作ろうと思い立ちました。
スタッフ全員、毎日コンビニに行っていると思うので、バッグを支給してあげれば、会社単位でレジ袋を減らせるんじゃないかなどとその時に考えていました。
スタッフたちも、自分でエコバッグを新たに買わなくてもよい。
かと言って、シャカシャカのたためるバッグじゃなくて、どうせなら仕事でも使える兼用バッグを作って、会社から支給しよう。

以前も会社でバッグを作ったことがありますが、もう10年近く前で、その時はサステナブルの意識なんてないので、マチもなく、ただ書類が入る小さいサイズのものを作りました。
今回はコンビニの食材はもちろん、ノートPCも入れられる大きさにしたいと考えてサイズも変更しました。
実際に持つとこんな感じです。やはりイエローのタグが効いてますね
色は会社のCIカラーであるグレーで統一。
これを作った時は、あまり考えてませんでしたが、その後、そのあとに続いて作ることになる他の会社のツールとの統一性を考えることになるのですが、それはまた次の記事で紹介したいと思います。

完成したバッグはスタッフ全員に支給しました。
これで少しは社会に、そしてスタッフの会社での過ごし方に貢献できたら嬉しいなぁと。
そんなことを考えていました。

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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