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ワンストップでブランドイメージを作る

仕事
Apr 20,2017

桜の見ごろの時期も過ぎて、いよいよ暖かくなってきましたね。

シーズンの変わり目になると、新しい季節の服が欲しくなりませんか?

そんなわけで今回は、またdigの最近のお仕事を少し紹介したいと思います。

色々なブランドのシーズンイメージを弊社で作っています。
このブログでは今まで、仕事の話はあまり書かないようにしてきました。
なぜなら、SNSやブログで、ゴリゴリ自分の会社の宣伝ばかりするのが、どうしても気が引けるというか、あまり好きではないというか。。。
(会社のブログなので、結果的に何を書いても宣伝になっちゃうのかもしれませんけど 汗)
時々ブログは読んでいるけど、何の仕事しているの?などと聞かれることも多く、これからはもう少し仕事のことも書くようにしたいと思っています。

ファッション関係者、またファッションの撮影に立ち会っている人なら誰でも知っていることなのですが、今日は知らない人のためにファッション関連の仕事について少しだけ紹介しますね。
ファッションのセールスは、大きく分けて春夏と秋冬の2シーズンに分かれます。
ほとんどのアパレルブランドは、この2種類のシーズンごとにブランドのイメージを切り替えたり、カタログを作ったりしています。
売れているブランドだったら、海外へ撮影ロケに行って、毎回カッコいいカタログを作ったりするわけですが、モノがそんなに売れない昨今では紙のカタログを作らず、Web上だけでLOOK BOOKをイメージとして更新するブランドもあります。
シーズンイメージの撮影は、だいたいリリースの2ヶ月くらい前に行うことが多いです。
ですから春夏は真冬に、秋冬は夏に撮影するわけです。
スタジオでの撮影カット。カワイイですね。
こうして春らしい陽気になって来ると、ワクワクしながら新しいカタログを手に取って眺める人が多くいるわけですが、実はその撮影は大抵真冬に行われているのです。
スタジオで撮影されているなら、暖房も効いているのでよいですが、冬の屋外のロケは大変です。
そしてこれも関係者なら誰でも知っていることですが、撮影とはだいたい早朝からスタートすることが多いのです。
真冬の早朝、それは温度が0度くらいしかないのです。
ガタガタぶるぶる
弊社制作、2017春夏スタイルブックの冊子です。
春らしく見えますが、実際の撮影で男性が押しているのは移動式ストーブですよ!!
表紙用のカバーカットも、現場ではこのように撮影しています。
うちの会社は、この一連の業務を1社で行っています。
モデル手配、オーディション、ロケ場所選定、企画構成、撮影、編集、ライティング、デザイン、印刷まで、トータルに手掛けているのです。
企画構成を切り口に、デザインだけでなく編集&コピーライティングまで行えること、Webと紙の両方にクロスメディアで同時にデザイン展開できること、それが一応うちのウリですかね。
このことは、クライアントの方にもほとんど伝えていないので、知ってる人も多くないと思います・・・汗
やっぱりこういうのって、宣伝していった方がいいですよね。。。笑

うちの会社では、今期の春夏では5ブランドくらいシーズンイメージの仕事を手掛けました。
今年の1〜2月にモデル撮影を行いましたが、撮影はスタジオだったり、外だったり、ブランドによって様々。
どのブランドも春夏の立ち上がりは同じタイミングになるので、モデルの撮影も相当立て込みます。
その時期に撮影があることを見計らって、海外から多くのモデルが日本にやってきます。
彼ら&彼女らにとっては、この年2回のタイミングが繁忙期で、1ヶ月くらい日本に滞在して荒稼ぎをしたら、またヨーロッパに帰っていくわけです。
こちらはまた別のブランドの撮影。
サイトのデザインも弊社ですが、今見るとどう見ても春です!
早朝からの屋外ロケは大変ですが、モデルが一番大変なんじゃないかなと思います。
日本人、外国人、レディス、メンズ、そして子供、今期もうちの会社で色々なモデル撮影を担当しました。
1月のまだ暗い早朝、5時半に家を出てからの屋外ロケは寒かった・・・
今見ると春っぽいカットになってますが、撮影時は気温2℃とかですからね。。
でも今期もよいカタログに仕上がってます!
河部師匠のスタイリングが冴えるファミリー撮影です。
今回撮影した中の1ブランドでは、スタイリストの河部菜津子さんにスタイリングをお願いしました。
彼女、同じ大学で当時から仲のよい友人なのです。
卒業から何十年も経っているのに、こうして親しい友人と一緒に仕事ができるのも嬉しいです。
しかしその何十年の間に、彼女すっかり大御所になってしまいました(本人そう言われるのが嫌みたいですが、googleが判断するくらい間違いなく大御所ですw)
素晴らしいスタイリングでした。
こうしたテキストのライティングも担当します。
そんなこんなで、手前味噌で恐縮ですが、うちの会社ではモデル手配から撮影、デザイン、印刷、Web公開までワンストップで対応しています。
プランニングからクロスメディア領域でのアートディレクションもお任せください。

・紙のデザインは今の会社で問題ないけど、毎回Webも同時に作るとき発注が煩雑。

・制作コストが高い、クオリティを下げずに一カ所でできるところないだろうか?

・取材、編集含め、ライフスタイルの記事作成も一緒に頼みたい。


などなど


皆さん、そんな業務でお困りでしたら、是非とも1度お声かけください!!

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
    青山ブックセンター