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気品あるTailor of Old Bond Streetの香り

香り
Oct 26,2017

ここ数年英国ブームが続いてますよね。

フィレンツェにサンタマリアノヴェッラがあれば、ロンドンにはTailor of Old Bond Streetがあります!

ということで、今回はロンドンの老舗石鹸の紹介です。

骨董屋のようなクラシックなファサード
お国柄って面白いですよね。
イタリアの石鹸とイギリスの石鹸では、香りの種類が違います。
どっちにもそれぞれ良さがありますが、気のせいか、スーツなどにも似ていて、英国製の方がちょっとお堅い感じ?
イタリアのような甘美で官能的な香りとは違って、どこか控えめで気品があるように思います。
ショッパーのデザインがめちゃめちゃカッコいいです。
この箱ですよ。Jo Maloneもそうですが英国商品の箱は素敵です。
世界一古いアーケードと言われるバーリントンアーケードを抜けた通り、ジャーミンストリートにお店はあります。
シャツのロールスロイスと呼ばれるターンブル&アッサーなどが軒を連ねる、シャツメーカーが集まる有名な通りですね。
同じく香りで有名なトランパー(007のジェイムズ・ボンドがつけていた香水)もすぐ近くにあります。
ネイビーのケースに入った黒い箱の方がメンズソープ
サンタマリアノヴェッラのポプリより一回り大きいです。
創業は1854年。
もうこのあたりの店ならお約束ですね。
古くて当たり前なのです。
店はジャーミンストリートにあるのに、なぜ違う通りの名前がついているかというと、Bond Streetから移転してきたためです。
イギリスのこうした香りを扱うお店は、だいたいが創業時は理髪店でした。
サンタマリアノヴェッラは理髪店ではなく、確か元は薬局でしたよね?
シェービングアクセサリーやアフターシェーブ用品が売られているのは、そのためです。
今でも店の奥には、床屋の椅子があってヒゲを剃ってもらえるはず。
僕が店に行った時にも、オジサンが座って散髪してもらってましたが、物販スペースと床屋のスペースに仕切りがないので、来店する大勢の観光客に散髪されてるところをめっちゃ見られます。
なかなかあそこに座るのは、勇気がいるんじゃあないスかね。
クリーム色のケースの方がご婦人用のソープ。やっぱ箱重要。
同じ通りには、ジョンロブやエドワードグリーンもあります。
ちょい先には帽子のLock &co。
このあたりからは、サヴィルロウにも歩いてすぐ。
ビスポークスーツにシャツ、シューズ、そして床屋、
こうしたジェントルマン専用のショップがサヴィルロウ周辺に集まっている理由は何でしょう?
きっと紳士たちが身だしなみを整える際に、専門店が集まっていた方が1度に廻れて便利だからという理由じゃないですかね。
しかしロンドン、名だたるブランドが集まっていても、通りがコンパクトで店もかなり小さい。
ミニミニです。
このサイズ感が100年前のサイズ感なんでしょうね。
隣はこれまた靴の名店EDWARD GREENです。
この店で有名なのは洋服ブラシなのですが、僕は使ったことがありません。
僕が持っているのは同じくイギリス製のメイソンピアソン社のヘアブラシです。
こっちも有名ですね。

自分用に、そして日本へのお土産に。
Tailor of Old Bond Street、紳士だけではなく、淑女の皆さまにとってもロンドンに行った時には必ず行くべきハズせないお店です。
ここの石鹸、日本でもどこかで購入できるのかなぁ。
誰か知ってたら教えてください。

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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