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紅茶のサードウェイブも清澄白河から? TEA POND

食べる
May 24,2018

一大ブームを巻き起こしたコーヒーのサードウェイブは記憶に新しいですね。

ブルーボトルのお店もあちこちに増えてきているし、スタバはinspired by STARBUCKSなる新しい業態の店舗を作り始めるしで、今もまだまだコーヒーのブームは続いているようです。

最初に引っかかったのはパッケージデザインでした。
さてそんな流れをよそに、珈琲の次に密かに紅茶がキテいるという噂があるのです。(勝手に噂をしているのは自分だけです!)
雑誌の特集で目にしたり、テレビのCMでティ関連の新商品が出たのを見て知ったり、リプトンがティーバックに可愛い絵柄をプリントした商品を出したのを知ったり、少しづつヒタヒタとやっていきているのを肌で感じているのは自分だけでしょうか。(たぶんそう!)
サードウェイブみたいなわかりやすいキャッチがないので、ヒタヒタ系なのです。

そんな中で、今日は素敵な紅茶ショップを紹介しますね。
場所はなんと清澄白河です。
例の店が日本に初めて上陸してきた駅ですねww
知ったきっかけは、知人からもらった紙のパッケージに入った紅茶のプレゼントでした。
聞けばその知人の友人がオーナーのお店とのこと。
自分はコーヒーのブラックはあまり飲まないこともあって(ラテ専門)、どちらかというと、コーヒーより紅茶の方が好きなのです。
こういう店はインテリアが凄く重要だと思います。
店内のディスプレイの仕方もね。
もらった紅茶のパッケージを見て、おぉなかなかいいデザイン!と。
自分にとって商品を買う動機の1つにデザインがあるのですが、その優先順位がかなり高いのです。
これも例に漏れず、最初に惹かれたのはパッケージデザインでした。
紅茶ってアフタヌーンティのイメージっていうか、四角い缶に丸い蓋がついてるデザインもそうですけど、なんかお約束の「ど」クラシックなデザインが多いと思います。
サードウェイブもクラシックデザインがルーツですが、コーヒーの男っぽいチョークアートとは違って、こっちは飾りが多い英国のエレガント系なんでしょうかね。
ここのパッケージもクラシックではありますが、ヒネってあって今っぽい。
サードウェイブの紅茶版みたいなデザインです。
右側にある白いのが、すべて紙のパッケージ商品です。
ビンに入っている紅茶の葉は自由に嗅ぐことができます。
店内は狭いんですが、そこに数十種類の紅茶の葉が置いてあって、それぞれ香りの違いを嗅いで購入を検討することができます。
代々木上原にある友人のカフェオーナーから聞いた話では、紅茶って珈琲と違って商社が独占的に国内に卸しているので、ルートが1つしかないそうです。
コーヒーは色々な会社から買わなければいけないそうですけど、紅茶の場合はすべてその商社から仕入れるしかないらしい。
だから紅茶のお店を開くのは、そんなに手間がかからないとのことでした。
これが通常の缶パッケージ
こっちが選べる缶のパッケージデザイン。。
チョコレートも売ってます。
缶のデザインも選べるので楽しいです。
使い終わったあとも、小物入れとして捨てずにずっと利用できるし。(自分は若干昭和の肝油ドロップを思い出しましたけどw)
これはギフトにはとてもいい商品だと思いましたね。

やはりアイデアです。
代々木上原のオーナーのいうように、紅茶の葉の仕入れ先が同じだとしても、パッケージやデザインを工夫すれば、他にない付加価値がつく。
それで僕のように購入したくなる人もいるのです。
デザインに財布を開かせる力があるっていうことなのです。
ただのパッケージですが、僕たちの仕事はそうやって魅力を与える仕事だと言うことを、自分の買い物を通して再認識した出来事でした。
紅茶の缶、オススメですよ。
ショッパーのデザインもいいですね

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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