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アウトプットは経験から導き出される

旅
Aug 13,2019

人生で素晴らしいと感じる体験は、できるだけ多くしておくべきだと思います。

それがあると、以後の生活の見方が変わる、センスが磨かれる、良い体験は考えや選択肢に幅をもたらし、人生を豊かにするものです。

そして何度も人生を振り返る起点になる。

本当に素晴らしいアマンプリ
僕にとっての素晴らしい経験には、いくつかの種類があります。
その中の1つがアマンリゾートです。
アマンは、世界20カ国、31の施設を運用するリゾートホテルチェーン。
本当に素晴らしくて、人生で最高の体験を保証してくれます。
と言っても東京や、今年秋に京都にオープンする最近のアマンではないですよ。
創業者のゼッカー自身が手掛けた、アジアに点在するリゾートです。
もし行けるなら是非1度行ってみていただきたい。
建築、デザイン、ホスピタリティ、ロケーション、すべてが最上級で、多くのセレブリティたちを魅了した天国のような体験ができます。
細部まで気の利いたアートディレクションは素晴らしい
プーケットにアマン第1号の「アマンプリ」をオープンさせたのが1988年。
そこから今日まで、世界中に広がったアマンブランドの快進撃は、ご存知の方も多いでしょう。
設計を担当したエド・タートルも、ゼッカーの要求に応えて、素晴らしい建築デザインを多く残しました。
僕はこれまで、4つのアマンに行く機会がありましたが(国内を除く)、どれも本当に素晴らしい体験だった。
大きなカルチャーショックを受けました。
https://www.dig.co.jp/blog/danwashitsu/2017/08/amanpuri-30.html
部屋のアメニティも統一されていました
同じくエド・タートルが建築を手掛けたホテル、
ミラノのパークハイアットや、同じくパリのパークハイアットヴァンドームにも泊まりましたが、やはりアマンの方が記憶に残る体験として深く刻まれています。(ロケーションのせいもあると思いますが)
死ぬまで忘れられないでしょう。
(アマンのプールで会話したピエール瀧さんのことも忘れませんが 笑)

その中でも2年前に泊まった「アマンプリ」は、開業から30年経っているというのに、まったそれを感じさせない、他のホテルの追随を許さない普遍の素晴らしさがあると感じました。
昨年泊まったベトナムのフォーシーズンズ、野宮真貴さんと会ったアナンタラ、ハイアットリージェンシー、タイのバンヤンツリー、どれも決してお安くない、素晴らしい部屋とホスピタリティを提供してくれましたが、やはりアマンでの体験にはおよびません。
目の肥えた多くのセレブリティたちを唸らせるのは、細部にまで手を抜かない徹底したクリエイティビティだということを痛感します。
そしてそこから学べることは、とてもたくさんある。
体験とは視覚的なことはもちろん、空間、香り、アクティビティ、複合的な要素で成り立っているのです。
リンタロが小学生の時に作ったバリ島のアマヌサのヴィラ
その素晴らしい体験を子供とも共有したい、そんな思いもあって一緒に小学校の夏休みの工作を作ったのも、バリ島のアマン「アマヌサ」がテーマでした。
この工作の出来栄えが素晴らしく、アマンのスタッフにブログの記事を送ったところ、感激してくれて現地からプレゼントが送られてきました。
今となっては懐かしい思い出です。
↓↓
http://blog.10-1000.jp/cat36/000510.html

さて本題に行きましょう。
2年前に泊まった時、「アマンプリ」のレストランで、朝食にグラノーラを食べたのですが、これがめっちゃくちゃ美味しく、、、
え?グラノーラってこんなに美味しいの?と疑ってしまうほどでした。
赤道に近い国で、朝に冷えた牛乳でグラノーラを食べる=めっちゃ美味しい。
この方程式は、日本の夏にもきっと適用できるはずだ。
帰国してから、夏になると「アマンプリ」を思い出し、グラノーラで朝食を食べるようになりました。
5年くらい前にラーメン屋の跡地にできたグラノーラ専門店
代々木上原にグラノーラ専門店ができたのは5年くらい前。
アマンに行く前からお店はありましたが、できた頃は見向きもせず、
意識が高いかどうか知らんけど、250gで1パック1,500円もする(高っ)グラノーラを優雅に朝食ってる奴とかいったいどうなんだよ、
そもそもケロッグのコーンフレークでいいじゃねーか、違いもわかんねーし、いったいグラノーラって何なんだよ、くらいに思ってましたw
トレンドに飛びついて、スカした日常を過ごしてる奴をディスってたわけですが・・・笑
それが旅行以後、簡単に自分もグラノーラに手を出してしまうのでした。(夏限定)
ちょろいよね~
店内は広くないけどグラノーラのみ
でもなんか違うのです。
このお店は伊勢丹新宿にも出店したりしていて、その筋ではかなり有名です。
でも当たり前ですが、アマンで食べたそれとは味が違います。
素材のミックス具合なのか、牛乳が違うのか??
その違いはわかりません。
色んな味をミックスして食べてます。
でも、もう1度アマンにグラノーラを食べに行きたい。
夏になると、必ずそう思うようになりました。
あれだけディスってた自分も、夏だけは意識高い系として、グラノーラを食べるスカした日常を送ってます 笑

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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