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伊勢丹三越オンラインストアとお歳暮

仕事
Dec 11,2019

皆さんは毎年お歳暮、どなたかに送ってますか?

昭和の時代、社会人なら上司にはお歳暮を送る慣習もあったみたいですが、今お歳暮を送るのはごくごく一部の人だけになってしまっているのじゃないでしょうか。

うちの会社で手掛けた伊勢丹のオンラインストア
伊勢丹のオンラインストアは、これまで4回、うちの会社で全面リニューアルを担当させていただきました。
直近のリニューアルでは、伊勢丹と三越の両方のストアのリニューアルを同時に行っています。
今使われているWebのデザインとインターフェイスは、うちの会社で手掛けたものです。
伊勢丹オンラインストアの売り上げは年間140億を超えており、相当な、本当に相当な数のお客様が利用されていると思われます。
こうした大規模なサイトを任せていただけるのは、仕事として本当に光栄なことです。
こちらは同時にリニューアルした三越のオンラインストア
いま伊勢丹に限らす、総体的にデパートの売上は右肩下がりと言われています。
百貨店への出店がビジネスの収益モデルとなっていた大手のアパレル企業は、軒並みリストラや店舗閉鎖を余儀なくされています。
業界最大手のオンワード樫山は先日、600店舗の閉鎖を発表したばかりですね。
大手のアパレル企業が毎回この手のニュースを発表するたびに、狭い日本にそんなに店舗があったのか?と若干オドロキ(オンワードだけで国内に2000店舗展開)
今年もユナイテッドアローズからお歳暮が届きました。
話が逸れちゃいましたが、伊勢丹のオンラインストアの収益構造は半分くらいがお中元とお歳暮なんです。
それを知った時は、ちょっとオドロキで、予想より多くの人が贈答品を贈っているんだなぁと思いました。
法人利用が多いのかもしれませんが、お歳暮など日本古来の慣習は年賀状と同様、少なくなっていると推測していたので、思ったより多い印象です(うちの会社はもちろん伊勢丹のオンラインストアを毎年使わせていただいています!)
これは、百貨店ならではですよね。
デパート独自の販売チャネル、外商と贈答時の利用にはもっと力を入れたらいいのに、と勝手に思ったりしています。
去年に続いて中身は虎屋の羊羹でした。
しかし、パッケージがUAオリジナルで凝ってます
さて、毎年書いてますがお歳暮です。
今年もユナイテッドアローズからお歳暮が届きました。
去年のお歳暮も虎屋でしたが、今年のお歳暮も同じく虎屋です。
(お中元は別の企業のジュースでした)
そして、また例年と同じように凝ってます。
虎屋の羊羹で一番有名なのは「夜の梅」ですが、その「夜の梅」がUAのオリジナルパッケージにアレンジされて箱に詰められています。
オリジナルの金型で作る箱代だって結構すると思うんですよね。
でも毎回、すごく重要なことだなぁと感じます。
1つ前の記事で、うちの会社の名刺のデザインについて書きましたが、同じようにこれは企業からのメッセージであり、手を抜かない姿勢は企業固有のアイデンティティの伝達になると思うんです。
https://www.dig.co.jp/blog/danwashitsu/2019/12/post-78.html
上顧客であれば、査定の目はさらに厳しいでしょう。
以前VIPセールについても書きましたが、その施策を含めて、重要顧客に対しては惜しまず投資した方がよいのではないかと思います。
VIPセールについての記事はこちら
↓↓
https://www.dig.co.jp/blog/danwashitsu/2017/12/post-27.html
バイヤーの編集とデザインが秀逸なUAのギフト。素晴らしい
それが囲い込みにとても意味を持つことだと思います。
そして、なぜ最初に伊勢丹はギフトにもっと特化した方がよいという話をしたかといえば、UAの戦略はお歳暮をオープナーにしてギフトにつなごうとしているからです。
去年は相当力の入った、カッコいいギフトカタログが同梱されていましたが、今回はパスワードつきのカードが同梱されていました。
これを使って大切な方への贈答の際には是非UAを使ってくださいね、というメッセージです。
ここまで百貨店専売だった贈答の市場に切り込んできているのです。
今らしくて感度の高い、洋服だけではないライフスタイルが中心のセレクトは、百貨店の贈答品のラインナップとは一線を画しています。

ユナイテッドアローズは、アダストリアと同様、先日1ヵ月以上オンラインストアがクローズしてしまって、大きなダメージを受けていると思います。
事前に、リニューアルのため1ヶ月だけと告知していましたが、オープンは遅れてしまい、蓋をあければリニューアルは実現できなかった・・・・
以前から使用していたZOZOのシステムに戻して、何も変わっていないカタチで再オープンしました。
障害はどこにあったのかわかりませんが、元に戻すのも大変だったのは容易に推測できます。
早く次の新しいオンライン施策の一手を見てみたいですね。
これだけギフト需要への対応にも力を入れているのだから、オンラインでも新しい施策を導入してくることでしょう。
頑張って欲しいです。
顧客へのお歳暮は企業アイデンティティの魅せ場だと思います

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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